ネヴァーズ株式会社 web制作事業 広島市
ネヴァーズ株式会社
2022年1月に創業、ネヴァーズ株式会社。「世界を驚かせ続けるクリエイティブスタジオへ」をコンセプトとし、コーポレートサイトやLP、採用サイト、ECサイトなどを含むwebサイト全般の制作を手掛けている。今回は代表の小山淑生さんに、創業にいたるまで、そして今後のビジョンについてお話を伺いました。ネヴァーズが一年、三年先に目指す姿とは。
ネヴァーズ代表 小山さんの生い立ち
栗田:
まずは小山さんのご経歴をお伺いできますでしょうか。
小山さん:
僕、叔父がプログラマーをやっていて、それで憧れがあって小学生の時からパソコンをカタカタやっているような少年でした。高校は興味のあったプログラミングが学べそうな高専へ入学しました。しかし、通ってみるとプログラミングの授業は一年のうち数時間ぐらいで、他は全く興味なくて。将来やりたいことというか、社会の生き方というか、もう全く見えてこず中退しました。
そこから20歳を目前にして、 このままじゃまずいな、人生書き直さなきゃと思って。
そこで、ハローワークに行き“ 正社員 ”で調べたら出てきたのが、運送会社でした。これが僕の社会人生活のスタートです。そこから、引っ越し会社の営業職を経て、電子製造受託の会社に転職。入社半年で営業成績一位を獲り、「事業開発部」というグループ会社を含む横断的なソリューション提案をしていく新規立ち上げの部署へ異動。6年ほど全国を飛び回って色々経験を積みました。この経験を経て、0→1フェーズに挑戦したいという思いでITスタートアップに転職。その後、機を見て独立したというのが一連の流れです。
起業の経緯
栗田:
起業への想いはいつからお持ちだったのですか。
小山さん:
起業への想いは、電子製造受託の会社の頃からです。会社に対し「もっとこうしたほうがいいんじゃないか」と思うことがあっても、「まあまあ」と周囲から宥められるような感じで、その状況が僕はすごく嫌でした。自分が思うようにやらせてもらったプロジェクトは上手くいき、思うようにやらせてもらえなかったときは頓挫することが多かったんです。ただ、最終的な責任を取れない立場では自分の意見を押し通せないですし、自分のやり方ならば上手くいったという確証もなかった。僕もリスクを取っていないので、そこをなんやかんや言うのって、フェアじゃないというか、言える立場じゃないというか。だったら自分が起業して、リスク取ってやればいいじゃんと。
ネヴァーズ株式会社 代表 小山さん
ネヴァーズとは何屋さんなのか
栗田 :
小山さんは、対外的に色々な企業様とお話される際に、自社のことを“何屋さん”と表現されているのですか。
小山さん:
現状、僕たちのポジショニングとしては、「実装に強いweb制作会社です。」「リッチなアニメーション表現を得意としている会社です。」と説明させてもらっています。
栗田 :
「web制作会社」という一言ではなく、実装に強いだとか、アニメーションっていうキーワードもあったと思うのですが、そこは何かこだわりやこれからの目標みたいなところに通ずるものがあるのでしょうか。
小山さん:
そうですね。現状、僕たちがチャレンジしているのが、three.jsという言語で、Webブラウザ上で3Dオブジェクトを動かすようなことができるような言語になるんですけども、そういったものを習得して、エンジニア陣がレベルアップを頑張っています。想像通りのものをしっかりと落とし込めると言いますか、実装できるレベルになれば、広島県下においては、唯一の存在になれて、そこのポジショニングができれば、全国でも目立つことはできると思っています。将来的にはプラスアルファで、その3D技術でメタバースやARといったところの事業展開もしやすいかなと考えていて、自社のアプリケーションや自社のサービスを立ち上げる際にも有効な技術になるのではと目論んでおります。
現在の組織体制とこの先を見据えて欲しい人材
栗田:
現在は、何人のチームでやられていらっしゃるのですか。
小山さん:
コアメンバーは4人です。他に常に連携させていただいている業務委託の方が4人ですね。
<メンバー紹介>
小山さん 代表取締役/中卒
島田さん 取締役/エンジニア/元ホームレス高校生
中江さん デザイナー/自転車で日本一周した男
江島さん エンジニア兼舞台俳優
栗田:
みなさまなかなか個性豊かな面々ですね(笑) 今後どのような方を採用したいとお考えでしょうか。
小山さん:
2つのポジションを募集しています。
1つは、クリエイティブディレクターのようなポジションです。 クライアントが実現したいものに対して、「じゃあ、こういったものを制作しましょうよ。」みたいなのをしっかり絵を書いて、それに必要な人員をアサインしてプロジェクトを進行できる方。
もう1 つは、グラフィックに強いデザイナーですね。イラストレーターやブレンダーや、 アドビエフェクト、その辺りをバリバリ使って実務経験のある方がいればすごく有難いですね。
なぜこのタイミングで募集するのか、ネヴァーズの目指すところ
栗田:
このタイミングでの募集について、会社として一年後、三年後、こういう風になっていきたいというような思いはどんなものがあるんですか。
小山さん:
25年度中には、制作業界における広島のリーディングカンパニーになりたいと僕たちは考えています。27年度に関しては、今、僕たちがすごいなと思っている東京の会社さん、全国で有名な企業さんとバチバチに仕事を奪い合えるような企業になりたいなと。それ以降は、新規事業の立ち上げに向けて動いていけたらと。 まずは25年、27年、そこの目標に向けて一緒に歩んでいけるようなメンバーが欲しいと考えています。
栗田:
25年の広島県下でリーディングカンパニーっていうのは、何を持ってなのですか。
小山さん :
みんなが一目置く企業、 同業の会社がネヴァーズっていいよね、面白いよねという風に言ってもらえるような会社を目指したいですね。
例えば、技術力がある制作会社って言えばネヴァーズだよねとか、デザインについてすごいものを作ってくる制作会社と言えばネヴァーズだよねとか、 “〇〇と言えばネヴァーズ”みたいに想起されるような企業になっていきたいです。
栗田:
先ほどクリエイティブディレクターとグラフィックの募集の話がありましたが、小山さんのイメージでいくと彼、彼女らがいないとダメなんですよね?
小山さん:
そうですね。自分たちのことを実装に強いweb制作会社ですという話をしていたんですけど、 エンジニアリング力だけだとどうしても限界が見えてくる部分があって。
一概には言えませんが、プランニングでそのプロジェクトの方向性が決まって、最大出力が決まります。そして、デザイナーの腕次第でクリエイティブのある程度の最大値が決まる。実装はそこの最大値を落とさない、みたいなところになってくるんですよね。最大出力を落とさずにしっかり実装する、みたいな。社内にそこをしっかりお任せできる方がいれば、最大値をもっと上げて、 最大出力のまま実装を完成させるみたいなことができるなと思っています。そのためにはやっぱり強いデザイナーが欲しいです。
栗田:
ディレクターについてはいかがですか。
小山さん:
webであれば僕も見れるんですけれども、それに付随していろんなところを見れるプランナーが欲しいんですよ。例えば、映像であったりだとか、紙のチラシであったりだとか。多岐にわたるものですね、そういったものが見れる方が欲しいですね。
web以外の制作全般を見れるディレクターと、紙や映像とかも触れるようなデザイナーがいれば、ある一企業のクリエイティブの部分を一通りうちで見れるようになると思うんですよ。そうなればその会社のトータルブランディングみたいなところができるようになる。そうすると今よりもさらに面白いことができるんじゃないかなと思いますね。
栗田:
単なるweb制作会社を超えて、サービスだとかコーポレートにも関わってくるので、ブランディングにも寄与ができるような実装に強いweb制作会社っていうのが、 この先一年ぐらいの小山さんの目標といった感じでしょうか。
小山さん:
そうですね。webを主軸に置きながらも、名刺を作りたいとか、営業資料も統一感を出して整えたいというようなニーズがでてきた際に、「僕たちでそこもみれますよ。」みたいなことが言えるようになりたいですね。ある程度ディレクションさえできれば、うちのデザイナーができなくとも、この人に頼めば間違いないし、それに対して僕たちがお客様の考えるものをちゃんと伝えて、クリエイティブアウトプットを出してもらうみたいなところのディレクションハンドリングが出来たらなと。そうなれば、クライアントにとってもさらにしっかりと価値を提供していけるんじゃないかと考えています。
栗田:
改めてですが、ネヴァーズさんに関わるメリットとは何でしょうか。
小山さん:
一緒に組織を作っていく、会社の髄を築いていくみたいなフェーズにワクワクして、僕たち今いるメンバーの人間性も含めて一緒にやりたいと感じてもらえる方であれば、 魅力は感じていただけるんじゃないかと思います。
また、僕が考える社員にとっての良い会社とは、「目的・成長機会・報酬・心理的安全性」この4つをしっかり社員に対して与えることだと考えています。その辺りをしっかりと候補者の方と話をして、共感いただける方にとっては魅力を感じてもらえるのではと思います。
栗田 :
ちなみに今回のポジションってオンラインでもいいんですか。基本広島在住の方が対象になりますか。
小山さん:
オンラインでもいいですよ。来年には基本オンラインにしようと思っています。今まさに完全オンラインを実験中です!
この記事を読んでご興味をお持ちいただけたらkoyama@nevers.jpまでご連絡下さい。
お問い合わせ
ネヴァーズ株式会社では広島県内・全国(リモート)で求人を募集しております。
改めて、ご興味を持たれた方は以下のリンクよりご連絡ください!
会社HP:
https://nevers.jp/
お問合せ先:
koyama@nevers.jp
アトモニメンバーからの一言
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栗田 康二
株式会社アトモニ|代表取締役
成功と悔しさを重ねたからこそ持てる強い想い
インタビューのお時間を頂いた中で、お客様への強いコミット、そして従業員の皆さんへの愛を強く感じました。それはきっと、小山さんご自身の「今に至るまでのご経験」が原動力だと思っています。たくさんの打席にたって、成功と悔しさを感じているからこその発言が節々にありました。ご経験がある方にとっては、このフェーズでジョインすることで組織作りへのやりがいがあると思います。未経験の方、まだジュニアレベルの方は、同じような状態でジョインをした先輩方がいるので安心感があると思います!
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野中 千晴
株式会社アトモニ|カスタマーサクセス
愚直に、真摯に、顧客やメンバーと向き合う小山さん
20代、web制作とは異なる業界でご経験を積まれてきた小山さんですが、常に、期待をかけてくださるお客様に対して真摯に向き合い、会社組織の中でも自身の立場を考えながらも会社のため、メンバーのために必要だと思うことは意見をだし、愚直に向き合われてきた姿勢が印象的でした。インタビューの中でも「それってフェアじゃない」「まずはメンバーと話し合う」といった言葉がでてくる場面があり、メンバーとの向き合い方において、まさに小山さんが常日頃大切にされていることなのだろうと感じました。メンバーには自分の役割をしっかり全うしてもらいたいからこそ、対等な関係や互いの納得度といったところを大事にされているように思いました。記事内では詳細は記載していませんが、メンバーの方々もみなさん面白そうな方々ばかりです!興味をもっていただける方がいらっしゃれば、まずは小山さん含めメンバーのみなさんのお人柄を感じ取っていただきたいです!